【その10】  今ちょっとかんがえごとしてて…

10_2  世の中は連休真っ最中。そんな中、「人生を階段に例えると、いっ たい今は何段目なのか?」ふとこんな事を考えていた。

 
 師は元々「考え事」をしている時間が好きで、「考え事」をすることは、もはや凡師のライフワークといっても過言ではない。特に考え事をする題材が無い場合は、「何を考え事するか」を考えるほどである。ただ、凡師は元々根気強くない為、「考え事」をするのも長続きしない。ふと我に返ると「何を考え事していたのか」思い出せない時もある。「考え事してたら眠れなくなった」とはよく耳にするが、凡師の場合、考え事をすると、割と良く眠れるのだ。
 
 また、考え事には「ボーッとしていても許される」というオマケも付いてくる。凡師は日常生活において、ボーッとすることにより、精神的にも肉体的にもバランスを取っている。端から見れば「なんだ、あの人。いつもボーッとしやがって!こっちは忙しいのにっ!」と思われるかもしれないが、凡師の体は元々「そういう仕様」なのだ。この「そういう仕様」をオブラートで包んでくれるのが、「あっ、ごめんなさい。今ちょっと考え事をしてて・・・」という言葉。余計な摩擦を緩和するこの言葉を凡師は「天使のつぶやき」と呼んでいる。少し遠くを眺めながら、そして、どこか物淋しげに言うと効果は倍増する。人前でボーッとしなければならない場面や「そういう仕様」の人には、ぜひ試してもらいたい。

 そんなこんなで、「考え事」というか「ボーッとする行為」は凡師のライフワークから欠かすことは出来ないのである。

 さて、人生という階段。年齢=階段という感じでもないし、どちらかというと踏んできた経験の方が近いような・・・。一段一段の高さや幅もきっと違う。完成された階段を上るというよりは、一段一段階段を築きながら上るという感じか。そんな事を考えていたら、突然「パシャッ」という音とともにカメラのフラッシュが光った。最近写真撮影にはまっている息子の仕業。息子撮影の写真を見てみると、そこには、自分の想像していた「ボーッと考え事をするキムタクのような自分」ではなく、考え事をしているようにはとても見えない「人生という階段を上るのに疲れ、ただ単にボーッとしてるオッサン」が淋しそうに映っていた。しかもそのオッサンからは「負のオーラ」が漂っている。

 よし、考え事するのやめよう。特に人前では・・・。そうだ、寝る前に考えよう。寝付きも良くなることだし。階段も別に何段でもいいや。それより残り少ない連休を楽しもう。何して楽しもうかなぁ・・・何して楽しもう・・・何して楽しもう・・・うーん・・・うーん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「パシャッ!」。

人生は修行である。


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